「再会は炎のように」ルーシー・ゴードン I-1712
やっと夜の咳が減ってきて、いくらか楽になりました。
でも、夕べは子どもといっしょに眠ってしまった。疲れちゃったんですよ。
なぜなら、某有名人を見物にいったから。(ーー;
私はあーゆーのはTVでみるのが一番、というヒトなんですが、子どもにせがまれ泣く泣く行って参りました。15分くらい前に着いたら、すでに黒山の人だかり。現場(笑)は、地元の夏の最大のお祭り以上の混みようでした。こりゃだめだ、と思ったのですが、まあ、ここまできたのでご本尊が通るまで頑張りました(って10分くらいだけどね)。本人通ったときには20kgの娘を頭上に抱えて頑張りました。<アホ
おかげで、娘は「見えた~」といっていたけど、ホントかな?(^^;
さて、レビューです。
この話好きだな~。
若い恋が悲劇に終わったレベッカとルカ。別れてから15年。それぞれの道を歩んできた二人。ルカは不幸な結婚がおわり、自分の進むべき道を見失ってしまったとき、レベッカを再び探し出そうとします。偶然を装って出会い、レベッカへのアプローチを開始します。あっという間に燃え上がる二人ですが、ルカは、まだレベッカを愛しているという自分の感情を認められず、自分の子どもを生んでくれるのはレベッカしかいないという打算的な計算をしている。レベッカはレベッカで、自分を燃え上がらせるのはルカしかいない、と分かったもののあらたに分かち合っている関係が「愛」とは素直に呼べない。そして、ルカが偶然ではなく、レベッカを探し出したこと、本当の理由(自分の子どもを生んでもらいたい)ということを黙っていたこと、で二人には未来はない、と考え姿を消します。
いかにもよくある話なんだけど、ちがうんだな~。
女性がかつての恋人以外に男性を近づけなかった、とか、かつての恋人を憎みながら愛している、というやつはよくありますが、この作品は違います。ルカもいろいろなつきあいをして結婚もしたし、レベッカも結婚と離婚を経験しています。今エスコート役でつきあっている男性とは婚約同然の間柄で、ベッドをともにしているらしいこともにおわされています。こういうロマンスだけど、大人な設定が好きなんだな、私。
そしてルーシーお得意の、山場が後半にあります。逃げ出したレベッカをルカが偶然見つけてからの二人は、たんたんと過ごします。昔のルカの家で過ごしていたレベッカ。古い家をレベッカが過ごしやすいように、と修理するルカ。つっこんだ話も問いつめたりケンカすることもなく、ルカは車で寝起き、レベッカは別室で過ごす生活。おまけにレベッカは妊娠していることをルカに話していないが、どうやら察しているらしいこと、しかし、どちらも口には出さないでいる。こんな静かな数週間がレベッカ側の視点から書かれ、その二人の様子を想像させてくれます。そして、15年前に生まれてすぐ亡くなった二人の娘のことから物事が動き出すきっかけが生まれます。憎しみやののしりあいもなく、過去の痛みを慰め合う二人にぐっと来てしまいます。
ラストもひっそりとしていて良いんだなぁ。
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